当院での検査時の待ち時間について

 当院での検査については、かねてから待ち時間が長いとの御意見をいただいております。これに対し、本年(平成26年)5月から診療の流れの見直しを行い、検査後の待ち時間をこれまでよりかなり短くすることができました。しかし、当院では院長が一人ですべての診療を行っていることと、「大腸検査は、挿入は苦痛なく手短かに、抜去時の観察は丁寧に時間をかけて」行うことをモットーとしていることもあり、検査前後の待ち時間が長くなる場合もあります。このページでは、当院での大腸内視鏡検査胃内視鏡検査の実際の時間的な流れをご説明したいと思います。

私としてはそれぞれの方の検査を精一杯行いたいという思いがあり、丁寧な観察により小さな病変の検出率が上がっていると考えておりますが、独りよがりの考えにならず、少しずつ検査の流れを修正してなるべくお待たせしないようにしたいと考えております。まだまだ力の及ばない部分がありご迷惑をおかけして申し訳ありません。これからも改善を続けながら皆様の健康と地域の医療に貢献して行きたいと思っておりますので、宜しくお願い申し上げます。

ニコタマ大腸・肛門クリニック
院長 黒田敏彦

 

当院での大腸内視鏡検査の時間の流れ

 当院の大腸内視鏡検査ではご希望により、クリニックに来てから検査用下剤を飲んでいただくか、ご自宅で早朝から下剤を飲んでご来院いただくかを選んでいただけます。それぞれの場合で検査の流れが異なりますのでご注意下さい。いずれにせよ、当院ではなるべく便がきれいになってから、できるだけ良い状態で検査をするようにしていますので、便がなかなかきれいにならない方では順番が遅くなることをご理解下さい。

 

クリニックで検査用下剤を飲んでいただく場合

 クリニックには朝9時のご来院をお願いしています。最初に診察をして、問診と検査説明をさせていただきます。検査予約の方は一般の外来の方より早めにお呼びするようにしていますが、ご来院の順番によっては最初の診察が9時半を過ぎることもあります。
 午前9時過ぎ〜10時に検査用下剤を飲み始め、早い方では12時前に便がきれいになりますが、便秘のひどい方では追加の下剤を飲んだり浣腸を追加するなどして、便がきれいになるのが午後3時を過ぎることもあります。検査・手術の時間は午後1時から4時半としていますが、院長がすべての診療を一人で担当しますので、その日の外来の混み具合や処置の多さによって検査開始時間が前後します。診療を優先して私自身は通常ほとんど昼休みを取っておりません(あっても10分程度)ので、早ければ12時過ぎから検査を開始しますが、特に土曜など外来が非常に混み合う日は検査開始が午後2時を過ぎることもあります。検査は毎日3〜5名の方に行っており、便のきれいになり具合を看護師が確認して早く便がきれいになった方から順番に検査を受けていただきます。そのため、検査を受けていただく順番は予約順や来院の順番ではありません。検査が終わってクリニックを出る時間は、早くて午後2時から3時、後の順番の方で4時から5時になります。めったにはありませんが、最後の方がお帰りになる時間が夜6時を過ぎることもあります。以上のようなことから検査当日は他にご予定を入れないようお願いしています。
(この後に大腸内視鏡検査自体にかかる時間の説明をしておりますのでそちらもお読み下さい。)

 

ご自宅で早朝から検査用下剤を飲んでいただく場合

 朝6時ごろからご自宅で下剤を飲み始めていただきます。便がきれいになるまで3時間はかかることが多いので、検査できる状態になるのは早くて午前9時くらいです。しばらくすると便意が間遠になり落ち着いてきますので、午前11時にクリニックに来院していただきます。ご来院後の排便を確認してきれいになっていればその日の最初の順番の検査となり、午前中の診療が終わり次第に午後1時前後に検査開始となります。しかし、来院時に便がまだきれいになっていない場合にはさらに追加の下剤の服用が必要となり、院内で下剤を飲んでいる方よりも検査の順番が後になることもあります。このように、ご自宅で下剤を飲まれても来院してすぐに検査になるわけではなく、検査開始まで時間がありますのでご注意下さい。土曜日など午前の外来が長引く場合や、なかなか便がきれいにならない場合は、検査開始が午後2時過ぎになることもあります。

 

大腸内視鏡検査自体にかかる時間について

 検査の順番になりましたらガウンと検査用使い捨てパンツに着替えていただきます。検査室に入ったら検査用のベッドで体の左側を下にした姿勢で横になり、検査開始となります。鎮静希望の方では、腕から小さな注射を一本打ちますので、少しお酒を飲んだような感じになります。

 大腸検査は病変を見つけるために行う検査ですから、早く苦痛無く奥まで挿入することも重要ですが、見落としなく丁寧に観察することも重要です。最近では精密に見るために色素散布も適宜行っていますので、従来より時間をかけています。内視鏡が一番奥の盲腸まで入るまでの時間は5〜10分のことが多いですが、抜去しながらの観察には15〜20分はかけるようにしており、検査開始から終了までは大体25〜30分くらいかかります。また、大腸は人によって大変複雑な曲がり方をしていますので、そのような方では十分な観察のための時間も長くかかります。

 当院では、鎮静無しの場合はもちろん、弱めの鎮静をした場合でも多くの方では眠ってしまうほどではないので、検査中のご自分の大腸の中の様子をご覧になっていただけます。中を見るのが怖いという方は無理にご覧にならなくても結構ですが、それでも結局は中をご覧になっていることが多いです。今どのあたりを見ているかなどをご説明しながら内視鏡を抜いていきます。ポリープなどの病変があった場合には、組織採取やポリープ切除の様子もご覧になっていただけます。

 検査終了後は、検査で入れたガスをトイレで出していただきます。鎮静剤を使用しなかった場合はそのすぐ後に、鎮静剤を使用した場合は1時間ほど休んでから、診察室で検査結果をご説明し、手書きの仮の検査報告書をお渡しして終了となります。写真入りの正式の報告書は、ポリープなどをとった場合には次の来院時にお渡ししますが、検査で異常がなかった場合はご指定の住所に郵送いたします。

当院での胃内視鏡検査の時間の流れ

 クリニックには朝9時のご来院をお願いしています。最初に診察をして、問診と検査説明をさせていただきます。検査予約の方は一般の外来の方より早めにお呼びするようにしていますが、ご来院の順番によっては最初の診察が9時半を過ぎることもあります。

 検査は外来診療の合間に行っておりますので、その日の外来の混み具合により午前10時前に検査できることもありますが、大体10時半くらいの検査となり、日によっては午前11時を過ぎる場合もあります。

 検査の前にはまず検査用ガウンに着替えていただきます。その後、検査室で局所麻酔剤(キシロカインゼリー)を口に含んでいただいて咽喉(のど)の麻酔を行います。咽喉の麻酔が終わりましたら、検査用ベッドに横になっていただきます。胃カメラが苦手で鎮静希望の方では、腕から小さな注射を一本打ちますので、少しぼーっとした感じになります。その後、小さなプラスチックの筒(マウスピース)を口にくわえていただき、検査開始となります。検査時間は組織採取などの処置を行うかどうかにもよりますが、10分くらいかけて行っています。胃カメラの場合は、通常は胃の中の様子はご覧になっていただいておりませんが、御希望がある場合はモニターの位置を動かしてご覧になっていただくことも可能ですので、検査前にそのようにお伝え下さい。

 検査終了後は、鎮静をした場合には1時間安静にして休んでいただきます。鎮静のない場合はそのままお着替えをして、待合室でお待ちいただきます。検査の終了後1時間は飲んだり食べたりすることができません。また、大変申し訳ありませんが、検査結果のご説明までは、その日の外来の混み具合によりますが、30分〜1時間お待ちいただいております。クリニックを出るのは通常11時半〜12時ですが、まれに検査開始が遅くて鎮静もした場合に午後1時になることもあります。

 今後なんとか検査の流れを見直してなるべく早くお帰りになれるよう努めて行きたいと思います。今しばらくご不便をおかけしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 

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