当院では便を先端から柔らかくして出しやすくする下剤「モビコール」を多くの患者さんに処方していますが、これが2027年6月までの間を目処に限定出荷ないし出荷停止となることが製薬会社(EAファーマ)から発表されました。今後、品薄となってくる見込みですので、追加処方をご希望の方はお早めにご来院ください。
下記の記事によると、モビコールはLDが海外製造と国内製造の2体制であるのに対し、HDは海外製造のみとなっており、最近海外の製造拠点が査察を受けて供給が停止したため、LDは2027年6月頃まで限定出荷となり、HDの方は26年11月まで限定出荷とし、同年12月から27年6月頃まで一時出荷停止する予定とのことです。
この件を取り扱ったニュース記事はこちら。
製薬会社からの発表文書(PDF)はこちら。
調べてみると、モビコールはイギリスのNorgine社で製造されており、ここが英国医薬品・医療製品規制庁(MRHA)の査察を受けて製造ライセンスを停止されたようです。(MRHAの英語サイトでの発表はこちら)
当院では、この薬のおかげで便秘に悩まずにすむようになった方が多数おられますので一刻も早い供給安定を望んでいます。
どうしても手に入らない場合は、ほかの下剤を組み合わせてなんとか出せる方法を考えたいと思います。このあたりは患者さんそれぞれで最適解が違ってきますので、受診時にお話しさせてください。